コースト・スターライト号で行く米国西海岸の旅

はじめに
 米国のアムトラックは、鉄道好き以外の人にも様々な意味で有名である(派手な事故を起こす、とかも含めて)。今回は、初めてアムトラックに乗車することにした(そもそも、米国に行くこと自体が私にとっては初めてである)。
 食指が動くのは東西に大陸を横断するカリフォルニア・ゼファー号(サンフランシスコからシカゴまで)などであるが、日程の関係から、今回は西海岸を縦断するコースト・スターライト号(ロサンゼルスからシアトルまで)に乗車することにした。乗車時間は約35時間弱と手頃であり、それでいて米国の南北ほとんどを縦貫することができる。
 ゴールデンウィーク後半(+1日の有給)を踏まえて、以下のような日程にした。

1日目:0時05分の便でサンフランシスコへ(到着は前日の夕方)、乗継便でロサンゼルスへ(ロサンゼルス泊)
2日目:10時10分発のコースト・スターライト号に乗車(車中泊)
3日目:ひたすら乗車し、20時37分にシアトルに到着予定(シアトル泊)
4日目:アムトラックのカスケード号でバンクーバー日帰り旅行(シアトル泊)
5日目:シアトル市内を観光し、午後の便でシアトルからサンフランシスコへ飛び、羽田行の便に乗継(機内泊)

*4日目の旅行記は、別途「カスケード号で行くバンクーバー日帰りの旅」参照

 今回私がインターネットで予約決済した切符は、コーチ(座席車)である(113ドル)。もちろん寝台にも惹かれたが、コーチとの差額が370ドル以上もあったので(予約する日時によって違う)、検討の結果今後の機会に譲ることにした。寝台料金にはすべての食事代も含まれているのでそれほど高いというわけでもないが、2人利用と比較するとやはり1人利用は割高になってしまうのである。
 それにその食事も若干の問題で、ネット上の感想によると評判は良さそうなのであるが、毎食アメリカンサイズの量を出されても困ってしまう(私は夜以外はあまり摂らない)。それに相席になるらしく、お世辞にも社交的とは言えない私には多少辛いものもある。よって今回は、夜行列車の基本(?)である格安移動に拘りコーチにすることにした。

@ポートランド駅にて

■2013.5.2
 仕事を終えた後、羽田へ向かって搭乗を待つ。出発は5月3日の0時05分であるが、時差の関係で到着が5月2日の夕方になってしまうのがややこしい。
 チェックインでは、プレミアムエコノミーに無償アップグレードをしてもらえた。アップグレードはいつでも嬉しいが、長距離であればあるほどありがたい(次はビジネスでお願いします)。
 サンフランシスコへの便は、定刻より少し早い17時05分頃に到着した。たいていの国の入国審査はただスタンプを押すだけであるが、米国はやはり色々聞いてくる。英会話をある程度やっておいてよかったと思った。
 いつものように手荷物は預けないので、そそくさと乗継便の出る国内線ターミナルへ移動した。歩いても行ける距離であるが、あえて空港内移動用の列車に乗る。

@米国初鐡(?)の車内より

 ロサンゼルスへの空路は1時間45分の予定であったが、わずか1時間10分で着陸してしまった(日本では考えられないアバウトさ)。早い分には構わないが、駐機場を見つけられなくて20分近くも待機したため、結局は定刻とあまり変わらなかった。
 空港からは最安のバスでユニオン・ステーションまで移動し、ホテルに投宿した。

■2013.5.3
 昨日に引き続き、見事な快晴である。アムトラックの出発まで時間があるため、付近(リトル・トーキョーなど)を散策したり、ユニオン・ステーション内を探索したりして時間を潰した。

@朝は逆光

 アムトラックの乗車記はネット上に数多とあるので私が案内するまでもないのだが、一応簡単に記しておく。
 駅西側の正面口(地下道を通った東側にも入口はあり、空港からのバスはそちらから発着)から駅舎内に入ると、正面には荘厳な造りの待合室がある。そこを進むと狭い広場があり、左手にはスターバックスなど、右手には商店(ファミマ)がある。右手にある通路を進むとアムトラックのチケットオフィスで、切符未購入の場合などはここで手続きすることになる。

@年代物の待合室

 アムトラックのチケットオフィスで訊いてみると、Eチケットはそのまま乗車できる(何かに交換する必要はない)ということなので、再び市内に戻り、リトル・トーキョーにあるスーパーで2Lのお茶を調達したりした(昨日から、米国の水の高さに若干困惑していたので)。
 出発の45分前である9時25分頃に駅に戻ったのだが、チェックインの手続きがもうロビーで始まっているではないか。そそくさと並んで、自分の番の時に「窓側まだ空いていますか」と聞いたところ、「ない。車窓はラウンジカーで楽しんでね」と言われてしまった。

@出遅れたか…

 仕方がないので通路側の整理券を受け取り、ホームへと向かった。
 9時40分頃、巨大なアムトラックの車両がホームに入線してきた。写真などはその大きさを見てきたことがあるが、実際に目にすると本当に馬鹿でかい(そして縦長なので、バランスが心配になってしまう)。
 編成については、ネット上に色々とある旅行記と不変であった。前方から、[機関車]×2、[荷物車]、[寝台車(従業員用)]、[寝台車]×3、[サロンカー(寝台車乗客用)]、[ダイニングカー]、[ラウンジカー(1階に売店)]、[座席車]×3、である。

@右下にいるラフな格好のおじさんは運転手

 私の座席は、最後尾の13号車である(機関車も号車数に入れているのか)。車両入口にいる車掌に整理券を見せて、車内に入っていった。最後尾であるため後方部分は景色が見渡せるようになっており、ここからの眺めも期待ができる。
 計ったような定刻の10時10分に、列車は動き出した。しばらくは街並みの連続である(しかし中心部からは離れているので、すでに田舎の感じである)。
 座席は指定されているが、この車両の後半半分はほとんどガラガラである。しばらくして車掌が切符の確認に来たので、「他の席に移っても良いか」と訊いたところ、意外にも「どうぞ」ということであった。早速、海が見渡せる進行方向左側の席で、窓との相性が最良の席に移動した。

@こういう車内

 私の行動に触発されたのか、他に数人の客も車両後方に移動してきた。それらが一段落すると、車掌は空いている席の上(荷物棚)に手書きの「Reserved」という紙を挟んでいった(人が座っているところには、行先の略称を手書きで書いた紙が挟まっている)。車掌はそれらを手元の書類にもメモをして、今後の乗降に備える(座席の割り当てに使用する)のである。
 というわけで、この先ずっとこの席(窓側)が確定的となった。車窓が見えるかどうかは鐡旅にとって重要な要素であるため、恥ずかしがらず迅速に訊いて良かったと思った。

@近郊列車の車庫脇を通る

 最初の停車駅であるバーバンク・ボブホープエアポートには、10時29分に到着した(定刻だと、同時刻に出発予定)。その次のバン・ノイスでは7分の遅れとなったが、次のシミ・バレーではほぼ定刻に戻った。元の時刻設定がラフであるようだが、基本的には時刻通りに走っているようである(ネット上では、数時間遅れたというような記事が多数あるため、かなり警戒をしていた)。
 11時55分頃になると、左手には海が広がり始めた。ロサンゼルスからも遠くない距離にあるため、多くのリゾート客がキャンピングカーで訪問しているようであった。

@サーフィンをする人も

 通路を挟んだ隣りには、途中駅から乗ってきた若い女性2人組(+幼児)が、「ウォッカのレッドブル割」という奇妙なものを呑み始めて、だんだんと「出来上がって」いっている。
 12時29分、サンタ・バーバラに到着した。ここまでの停車駅は「乗客を拾うだけ」であったが、この駅で初めて本格的な休憩(多くの乗客にとってはタバコ休憩)となる。時刻表によると12時40分出発であるため、タバコを吸わない私は駅付近を適当に歩いた。駅構内にはサザン・パシフィック鉄道の旧い客車も展示されており、とりあえずそれを撮影しておく。

@快晴(展示されている車両は右下辺りに)

 列車は、定刻の12時40分に出発した。私は昼からウォッカを呑む気にはならないが、時差ボケで眠気が半端ないので売店に行ってコーヒーを買ってきた。値段は2ドルであり、意外に良心的な設定である。
 左手にある海はずっとそのままである。車両後方にある窓から見渡すと、一面の平原(人工物なし)でため息が出そうである。

@そして天気も良い

 ずっと寄り添っていた海とは14時15分くらいに別れ、周囲の景色は荒地になっていった。路盤も、明らかに上り坂になっている。そのうち穀倉地帯になり、その後はまた荒地になり、を繰り返しながら坂を上がり続け、15時25分にサン・ルイス・オビスポに到着した。ここでまた、10分ほどの休憩となる。
 列車は15時35分に出発したが、すぐにかなりの急坂を上り始めた。鉄道にしては珍しく、目で見ても判断できるほどの坂になっている。路盤も左右に大きく曲がっているので、編成の前方が手に取るように見ることが出来た。

@地上から撮影しているわけではありません

 件の女性2人組は、携帯で音楽を流しつつ、上機嫌で周囲の客を巻き込んで楽しんでいるようである(車掌に少しだけ注意されてしまったが)。赤ちゃんのお母さんの方が誕生日のようで、どうやら母親の元に行くようである(酔っていて超高速で話していたため、断片しか聞き取れなかったが)。
 このコースト・スターライト号では、ワインのテイスティングという催しがある(寝台の客は無料で、コーチの客も安価な料金で参加できる)。例の女性は、当然の如くそれに参加して、見るからにかなりの酔っ払い状態になって戻ってきた。

@穀倉地帯も、水は不足気味のよう(散水中)

 16時41分にパソ・ロブレスに到着し、酔っ払いの2人組(+幼児)は降りていった。
 まだ夕方であるが、時差ボケによる睡魔により時々気を失いそうな眠気(目の前がふっと見えなくなる)がやってくる。それに耐えつつも限界があったので、18時31分にサリーナスを出発すると、まだ陽は高いが夕食を取って寝ることにした。
 ラウンジカーへ移動し、持ち込んだ食材と売店で買ったビールで一献を始める(小さいビールなど市内で買えば1ドルくらいであろうが、かなり色を付けられて5ドル25セントもする)。
 今日の夕食は、リトル・トーキョーで買ったミートローフと、ユニオン・ステーションの売店で買った寿司がメインである。私は海外滞在時には日本食を食べないようにしているが(海外の雰囲気を楽しむため)、今回は「超スパイシーツナミックスロール」なるものを発見したので、物は試しで買ってみたのである。

@註:日本食ではありません(食後には体全体に汗が…)

 正確な場所は不明であるが、周囲は湿地帯のようで、数時間前までの乾燥地帯とは正反対に沼地に囲まれているような土地が続いていった。
 ほどよく酔ったところで、席に戻って夕日を眺めながら就寝。

■2013.5.4
 ふと目を覚ますと、サクラメントであった。同駅を30分遅れの0時29分に出発、その後も寝ては起きてを繰り返していた(いつもの就寝パターンと違うので、眠いのに連続して寝られない)。レディングには3時19分に到着。外を見上げてみると、星がきれいに見えていた。
 目が冴えてしまったので、4時以降は起きてPCをつついていた。6時前には明るくなったが、かなり高い標高まで登ってきたようで、すぐ近くにある山は雪に包まれている。

@やま

 7時頃になってから、売店へ行って朝食を購入した。レンジでチンするだけのものでそれなりの値段(5〜6ドルくらい)がしたが、ダイニングカーで食事をするよりは安い。

@こんな朝食

 今日も、雲一つない晴天である。周囲は西部劇でも撮影できそうな、乾燥した何もない米国的な景色が続いている。そのうちに荒地から、農地へと変わっていった。
 時折貨物列車とすれ違うが、貨車にトレーラーを直接積んでいたり、コンテナを上下二段に積んでいたりして、そのスケールの大きさに驚かされる。

@コンテナ二段は転げ落ちないかが心配

 7時30分に、クラマス・フォールズに到着した。出発予定時刻は8時17分であるため、かなりの停車時間がある。せっかくなので外に出てみたが、かなりひんやりとしている。
 時間はたっぷりあるが、周囲に何もないためすることもない。売店などもないため、タバコを吸ったりして休憩した乗客たちは、じきに車内へと戻っていった。
 出発予定時刻になった時に、駅構内で貨物列車とすれ違った(この列車との行き違いが長時間停車の理由だったのかもしれない)。貨物列車があまりにも長大すぎて、ゆっくり走り行く貨物列車を待つこと3分、8時20分に出発した。走り出してすぐ、左手には大きな湖が見え始めた。

@湖(ここまでは車窓左手に見どころ多し)

 9時30分頃に、再び長大な貨物列車とすれ違った。先月の中国訪問時に、貨物列車の途中に機関車を挟んでいる編成があって驚いたのであるが、今回出会ったのもそれと同じ編成であった。しかも、貨物の途中に「機関車の三重連」である。何もかもが、スケール違いである。
 ここまでは荒地や農地が多かったが、周囲は森林地帯へと変わっていった。標高はさらに高くなっているようで、路盤のすぐ脇にはまだ解けていない雪がたくさんあった。

@まだ冬

 峠道は続き、景色は今度は右手に大きく広がり始めた。森林の中を走り続け、そのうち右手には湖が見え始めた。その後は景色が左手に広がり、徐々に標高を下げ、ユージンには12時35分に到着した。久々に人の住む町を見た、という感じである。

@湖(詳細な地図がないため名称は不明)

 すでに出発予定時刻であるが、5分ほど休憩があるようで、私も他の乗客といっしょに下車した。新鮮な空気だけを吸って、車内に戻る。
 出発後、昼も近づいてきたので、売店に行ってハンバーガーを買った。それを齧りながら、外の景色を見続ける。左手には、廃線跡が寄り添っている。
 14時50分、ポートランドの手前の信号場のような場所で、シアトル発のコースト・スターライト号とすれ違った。

@同じ編成

 列車は大きな街に近づいていき、旧い昇開橋(大きな船が通る際に橋の中央部が上に持ち上がる)をゆっくりと走り抜け、15時10分にポートランドに到着した。22分の早着であり、これで停車時間は1時間2分となるため、駅付近のミニ観光も可能なくらいである。
 まずは旧い厳かな駅舎内を通り抜け、“GO BY TRAIN”という文字が眩い駅舎を眺める。

@天気良すぎ

 時間はたっぷり余っているので、10分ほど歩いて昇開橋“ザ・スティール・ブリッジ”まで行ってみた。アムトラックは橋の下段を走ってきたわけであるが、車や路面電車はその上段を走るようになっている。旧いながらも、かなり複雑な造りのようである。

@なんと1912年製

 駅へと戻り、駅舎内を探索したりバンクーバーからやってきたカスケード号の写真を撮ったりして時間を潰した。
 時間があったので自分が乗っているコースト・スターライト号の編成を確認してみたが、号車番号は前から順に付いているわけではなかった。従業員用寝台車が40、一般の寝台車が32・31・30、座席車が11・20・13であった。ある程度パターン化しているので、座席車の20は12の間違いなのかもしれない。

@2両目の機関車は無骨な外見

 ぴったり定刻の16時12分に、列車は出発した。アムトラックに関してはやたら遅延するという情報がネット上にあり、訪米する前はそういうものばかり読んでいたため、定刻が多くて意外な感じもしてしまう。
 ふと気づいたのだが、路盤が複線である。ポートランドからシアトルまでは、それなりに列車本数が多いのであろう。
 右手に大きな山が見え始め、じきに左手に海が現れる。そして北上していた列車が湾に沿って東に向かうと、タコマに到着である。

@タコマ手前の海(マリナーズの3Aがあることくらいしか知らない)

 ポートランド以降は車内の様子も少し変わり、近距離(例えばポートランドからタコマまで)の乗客も多くなっているようである。その人たちがタコマで降りてしまうと車内は閑散としてしまい、一時はほぼ満席だったのが1/5くらいにまでなってしまった。この車両でロサンゼルスから通しで乗っているのは、私を含めても片手くらいのようである。
 タコマ出発は、定刻の19時03分であった。この様子であると、シアトルには定刻(20時37分)よりかなり早く到着できそうである。理由は、ネット上に「8時頃に着いてしまった」というブログがあったのもあるが、それよりも列車の所要時刻を見れば一目瞭然である。シアトル発のコースト・スターライト号が、シアトル−タコマ間を46分で走行しているのであるから、反対側のこちらが1時間34分もかかるわけがない。現に、タコマ出発後に車内放送があり、「予定より40分ほど早く到着します」と言っているではないか。
 地図と時計を見続け、「こりゃ40分どころかもっと早く着いてしまうな」と思いかけた頃、ちょうどボーイング社の工場の隣りで列車はぴたりと止まってしまった。恐らく、貨物列車などとの行き違いでもあるのだろう。

@待機中(向かって右手に工場がある)

 7分ほど停車した後、列車はゆっくりと走り始めた。遠くに高層ビルが見え始め、マリナーズの本拠地として有名なセーフコ・フィールドの脇を通り抜けて、列車は20時05分に到着した。シアトルに来るのは当然初めてであるが、初めての土地に遅い時間帯に到着してホテルの場所を探したりするのは面倒であるので、これは純粋にうれしい早着である。

@お疲れ様

 リンク・ライト・レールでウェストレイクまで移動し、そこから15分ほど歩いて予約済のホテルに向かった。

(5月5日のバンクーバーへの日帰り旅行の様子は、こちら

■2013.5.6
 バンクーバーまでの日帰り旅行を済ませた翌日は、シアトル市内のプチ観光である。鐡旅だけよりも、少しくらいは観光をした方が旅全体の印象が残るのである(しかし結局、鐡ネタばかり集めてしまうのであるが)。
 まずはホテルから歩いて5分、オリンピック・スカルプチャー・パークに行ってみた。それにしても今日も雲一つない快晴であり、これで到着日から5日連続である。
 公園から海を眺めていると、ちょうど北方面からの列車がやってきた。よい偶然であるので、それを写真に収める。

@結局鐡ネタ

 その後は歩いてシアトル・センターまで行って敷地内を散策し、公園内の野リス(?)の写真を撮ったりする。その足でユニオン湖まで歩いて、湖畔を散策したりして適当に時間を潰した。
 次の鐡ネタは、ストリートカーである。切符の買い方は少しわかりづらかったが、停留所に小さな機械があったので、それにクレジットカードを挿入して確認ボタンを押すと、レシートが出てきて終了であった。
 ちなみにシアトルの交通機関(リンク・ライト・レールなど)は、料金箱もなければ車掌もいないので、キセルしようと思えばやり放題である。ただし抜き打ちでチェックをしているらしく、その際に切符を持っていないとかなり面倒なことになるらしい。値段はせいぜい2.5ドル程度なので、レシートを記念にする程度の気持ちできちんと購入しましょう。

@結局鐡ネタ(その2)

 中心部に戻った後は、まさに「おのぼりさん」的な観光である。パイク・プレイスにある店を見て歩き、スターバックスの1号店を覗き見て(そして何も買わない)、湾岸沿いに歩いてクラムチャウダーが有名な店で一番小さいのを買って食べたりした。
 それからリンク・ライト・レールで空港へ行き、羽田行の便がでるサンフランシスコまで、垂直尾翼にあるイヌイットの顔が少し怖いアラスカ航空で移動した。機内ではパソコンでもつつく予定であったが、あまりにも景色が綺麗であったため、ほとんど外を見て過ごした。

@晴れ晴れ

 

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