【大人鐡37】JR東日本「越乃Shu*Kura」「海里」編(いずれも2回目)

■はじめに
 今回はJR東日本が運行している2つの観光列車に乗ることにしているが、いずれも過去に乗車済みである(Shu*Kuraはこのシリーズ16回目、海里は19回目)。原則として同じ観光列車に複数回は乗らないことにしているが、今回はいずれも2回目である。
 というのも、前回乗車時は「普通車指定席」であったのである。いずれの列車にも旅行商品として販売される特別車両があるが、私が以前乗車した時点では「2人以上」でしか申し込めず、仕方なく他の車両(普通席)の指定券を取って車内販売や特製弁当を頂いたのである。前回の「海里」乗車時などは緊急事態宣言中であり、旅行商品対象のダイニングカーはガラガラであったため、「どうせ誰も乗らないならお1人様も乗せればいいのに」と思った記憶がある。
 しかし、今年になってからいずれの列車の旅行商品についても、一部の席が一人でも申し込めるようになった。ということで、再チャレンジである。「越乃Shu*Kura」は上越妙高から十日町までで8,500円、「海里」は新潟から鶴岡までで14,600円である。
 旅行商品には乗車券等一式が含まれているが、前後の移動を考慮しても「週末パス」が安くなるため、それを利用することにしている。
 おまけとして、この旅行の翌週に訪問した「くびき野レールパーク」について追加しておきたい。

@あつみ温泉駅にて

■2022.6.11
 新幹線で上越妙高まで直行すれば速くて便利であるが、新幹線代を安くするため、高崎までは在来線での移動である。
 高崎まで移動し、8時43分発の新幹線で上越妙高へ。自由席は9割近い乗車率であったが、軽井沢や長野での下車がありだんだん空いていった。
 上越妙高到着は9時54分。Shu*Kuraの出発まで8分しかないため急ぐ必要があるが、乗車証は手元にあるため手続きは不要である。

@敢えて紙に印刷(スマホ画面でも可)

 えちごトキめき鉄道の改札口へ移動し、ホームへ。すでに列車はホームに入線していた。

@1年半ぶりに乗車

 ここまでは1年半前と同じパターンであるが、今日は旅行商品対象である1号車に乗車できるのが相違点である。
 早速車内へ。この号車には「らくらくボックスシート」」「展望ペアシート」「くつろぎペアシート」があるが、最後の「くつろぎペアシート」の一部が一人でも申し込める座席である。2人用席であるが、1人で申し込んでも同額である。

@展望ペアシートにはすでに乗客がいたのでこのアングルで撮影

 ボックスシートの1つとくつろぎペアシートの1つが空席であるが、後は埋まっているようである。
 机の上には、今日のメニューや特製お猪口が置かれている。

@一式

 定刻の10時02分、上越妙高を出発した。目の前のカウンター席が空席であるためよく見渡せるが、お猪口等一式が机に置かれているので、そのうち乗客が来るのであろう(この後の直江津で乗車して来た)。
 出発すると、まずはウェルカムドリンクである。お土産用のコースターが置かれて、その上に置かれたのは日本酒のスパークリング(吉乃川(長岡市)の「酒蔵の淡雪」)である。

@撮影用に瓶も置いてくれた

 直江津を出発した頃に、続いて料理一式が配膳された。量としては控えめであるが、魚の「ぬた」や山菜、出汁巻きや春巻きなど、日本酒に合いそうなものばかりである。
 右手にカードがあるが、裏面にあるQRコードを読み取ると動画を閲覧できるとのこと。

@この季節の料理

 上段左手にある瓶は、この列車用に製造されたオリジナル大吟醸酒(君の井酒造(妙高市))である。そしてその右側に「表面張力」状態で注がれている酒は、これとは別のもの(原酒造(柏崎市)の「純米大吟醸 越の誉」)である。

@瓶を撮影させてくれた

 なみなみと注がれているその日本酒は、手前にある塩を舐めながら頂くとのこと。まさに酒飲みのやり口である(私ですらやったことがない)。
 なお「くつろぎペアシート」であるが、窓からの距離は遠いものの、ゆったりと寄りかかって座ることができるため、快適であるとも言える。
 そのうち海が広がってきたが、この席からは撮影が難しいため、酒と料理に集中である。
 10時44分、海のすぐ近くにある青海川に到着した。ここで6分ほど停車する。

@やっと海を撮影

 10時50分に青海川を出発したが、この時点ですでに料理も酒も尽きかかっていた。しかし、まだ小腹は減っているため(逆にアルコールによって空腹中枢が刺激されてしまったため)、2号車の売店に行って追加の品を購入することにした。
 しばし列に並ぶ。呑み比べセット(日本酒3種と鮭)を頼んでいる人が多いが、2,000円となかなかの金額であり、それにお猪口3杯と鮭切り身だけでは腹も膨らまない。ということで、日本酒「しゅぽっぽ」1本(550円)と駅弁「にしんめし」(1,400円)を買うことにした。

@追加の一式

 自席に戻り、カズノコなどをアテにして日本酒を頂いた。
 直江津駅の駅弁(「鱈めし」や「さけめし」など)はこれまでにも買ったことがあるが、いつの間にか1,400円という額になっていた。気楽には買い辛くなってきたが、デフレばかりが良いわけではないので、あれこれ値上がりしてそして給料が上がれば(後者が重要)、それでいいのかもしれない。
 鰊をつまんでいると、振る舞い酒(魚沼酒造(十日町)の「天神囃子」)がやってきた。

@一口だけですが

 周りを見ると、ほとんどの人はコースの料理は食べ終えて追加の品を頂いている。このタイミングで何か車内イベントが欲しいところであり、前回乗車時は「ジャズコンサート」が2号車であったのであるが、今回は「イベントは見合わせ中」とのこと。コロナも落ち着いてきているので、復活してほしいところである。
 乗車記念のポストカードが配られ、アンケート用紙が配付された。

@記念に

 長岡で進行方向が変わってからは、さすがに呑み過ぎたのでウトウトとしてしまった。終着である十日町には、12時32分に到着した。
 しばし駅付近を散策し、12時59分発の北越急行に乗り込んだ。ぐるっと1周して直江津まで戻るためである。
 定刻に出発した1両編成の列車に乗車。北陸新幹線開通前は出張でもよく乗車した「ほくほく線」であるが、今や1両の列車が超高速で走るだけのローカル線となっている。
 13時46分、直江津に戻って来た。しばしスーパーに行ったりして時間を潰して駅に戻ると、えちごトキめき鉄道の国鉄車両が入線してきた。

@懐かしい

 それはさておき、私が直江津に戻って来たのはこれの撮影のためではない。駅近くにある「D51レールパーク」に行くためである。
 14時半過ぎころ、歩いてレールパークに向かった。入場料1,000円を支払い、敷地内へ。まずはいくつか展示されている車両等の見学である。

@見学から

 なおチケットには「エンジョイチケット」なる部分があり、ゲーム(スマートボール)をすることによって景品が当たるという。3球のうち1つ入ったので本来なら3等賞(グッズ)であるが、「敢えて残念賞を選んでもいいですよ」ということであったので、鉄道グッズなどの収集癖がない私は残念賞(駄菓子)を頂くことにした。

@戦利品

 さて、いくつかの車両を見学して駄菓子をもらっただけでは、入場料1,000円は高額過ぎである。ということで、この施設訪問の一番の目的は「SLの乗車」である。
 車庫で待機していたSLが動き出し、転車台へと向かっていった。なおこのSLであるが、石炭で動いているのではなく、コンプレッサーで動いているとのこと。確かに、本来なら石炭が山のように積まれている部分には、電源車のような装置がありそこからウィーンという音が出ている。

@見た目はSL

 転車台で回転し、バックの状態で車掌車2両と連結。この状態で直江津駅構内までバックで移動することとなる。
 15時半過ぎから整理券が配られて、その後乗車。15時50分に出発した。
 ゆっくりと移動して、直江津駅構内へ。しばし停車した後、レールパークへと戻っていった。短い乗車時間であるし、そもそも石炭で動いていないが、車掌車に乗れるという点でも希少価値はあるだろう。

@車掌車(連結前に撮影)

 SLが転車台を経由して車庫に戻るのを見届けてから直江津駅に戻り、16時25分発の長岡行の各駅停車に乗り込んだ。明日は新潟から「海里」に乗るため、今日は長岡泊としている(近辺で最も安ホテルを検索した結果、長岡に)。
 直江津を定刻に出発。そのうち、また左手に海が見え始めて来た。同じ路線を1日で2回も乗る(しかも往復ではなくて同じ方向で2回)というのは、不思議な感じである。

@曇天と海

 柏崎の手前からは内陸を走り続け、長岡には17時54分に到着した。駅前すぐにある安ホテルに投宿し、駅スーパー食材で一献してから就寝。

■2022.6.12
 今日はまず、新潟への移動である。8時12分発の各駅停車に乗るために8時少し前にホームに向かって列車に乗り込んだが、ふと横を見るとShu*Kuraが走り去っていった。上越妙高駅には係留線がないし、直江津駅などもJRの駅ではないため係留できないのかもしれないが、こんな遠くまで回送されているとは知らなかった。食材等の積み込みも関係しているのだろうか。
 定刻に出発し、新潟方面へ。新津で特急に抜かれるため停車していると、横を「シューッ」と発しながら走り去る音が。どうやら、今日は「SLばんえつ物語」の運行日のようである。

@撮り逃した…

 新津を出発し、新潟には9時37分に到着した。
 新築中の駅舎の状況を見たりして時間を潰し、10時少し前にホームへと上がって行った。すでに「海里」が入線していたが、まだドアは開いていない。

@こちらも約1年半ぶりに乗車

 前回は酒田側から(下り列車に)乗車したが、今日は新潟側からである。しばらくすると銅鑼のような鐘が鳴り、ドアが開いた。
 車内の様子を撮影するために、真っ先に車内へ。2人用と4人用のボックスシートがあり、入ってすぐ右手には2人用のカウンター席もある。

@ダイニングカー内部

 机の上には、すでにメニューやお手拭き、小さいミネラルウォーターなどが置かれていた。
 なお、写真で見ると分かるように、椅子の背もたれが高いため外を見渡すのは少し大変そうである。しかし、ラッキーなことに私の左側の4人用ボックス席(海側席)が空席である。これは、海を見る際に大変有利である。

@机の上

 定刻の10時11分、新潟を出発した。ホーム上では、JRの駅員数人がお見送りである。
 しばらくすると、係員が説明にやってきた。ここでウェルカムドリンクを選択することになるが、アルコールはエチゴビールか日本酒である。ということで、前者を選択した。
 出発してしばらくは海も見えない内陸を走るため、これを呑みながらぼんやりと景色を眺めるだけである。

@まずはビールから

 順番にランチも配膳され始め、新発田に到着する頃に私のところにも配膳された。いつもであれば「まずはふたを開けて撮影」となるが、ふた自体が非常に手の込んだ造りになっていたため、まずはその撮影である。

@お洒落

 続いては、2段それぞれの撮影である。上の段には、左手に八寸があり(時鮭味噌漬や鰻など)、右側上部には強肴(しいざかな)がある(ローストビーフや焼き茄子など)。そしてその下には小鉢(胡麻和え)と油物(海老真薯など)がある。

@豪華

 下の段には、左手に炊合があり(冬瓜やオクラなど)、そして右側上部にはご飯+じゃこ山椒、そしてその下には卵焼きや鱈子や香の物がある。

@豪華その2

 この後、温かいお吸い物も配膳された。後は、ひたすらこれらを肴にして呑むだけである。
 地ビールがすぐになくなってしまったため、大吟醸酒を追加注文した。すぐにやって来たが、グラスである。グラスに注がれた日本酒というのは水だかなんだか判別が付かず、ブログ映えはしない。ということで、その日本酒がなくなった後は、隣の3号車へ行って缶ビールを買ってきた。

@新潟らしい

 ちびちび呑んでいるうちに、左手には海が広がって来た。残念な曇天であるが、この辺りの晴れている景色は以前に見たことがあるため、構わないこととしよう。今日は、海里のダイニングで料理を頂くことが主目的である。

@せっかくなので1枚だけ

 11時24分、桑川に到着した。ここで20分ほど停車することになる。駅併設の道の駅に行ったり、道路を超えて海岸沿いまで行ったりしてみた。
 車内に戻り、停車中に残りの酒と料理を片付けると、最後はデザート(杏仁豆腐など)の出番である。食後のコーヒーと共に、それが配膳された。

@最後は甘い物で

 その後は、見えたり遠くなったりする海を見たり、あつみ温泉ではまた停車中に駅の外まで出てみたり。そして目的地の鶴岡には、12時54分に到着した。
 さて、ここからが実は問題である。当初予定では鶴岡で小一時間ほど徒歩観光をしてから余目に向かい、そこから陸羽西線で新庄へ行き、新幹線で帰る予定であった。しかし、出発の前日に念のため時刻を再確認すると、なんと陸羽西線の時刻が大きく変わっているではないか。調べると、トンネル工事のため先月の14日から2024年(!)まで運休(バス代行)になるという。
 すでに新庄発15時17分の新幹線指定席は押さえてあり、それに間に合うためには、この「海里」に乗り続けて余目で降りなければならない。酒田までのプラン(15,000円)であれば余目で途中下車できたが、運休を知らなかったため鶴岡までのプラン(14,600円)にしてしまっている。

@いずれにせよ鶴岡で降りなければならない

 鶴岡から余目まではたったの12分である。そのままダイニングカーに座っていても気付かれない気もするし、荷物を持って展望スペースに移動してそこにいてもわからないような気もするが、それらはいずれもキセル乗車である。仕方ないので、出発前日に鶴岡から余目までの指定席(1号車)を買っておいた。その値段、840円である。酒田と鶴岡のプランの差額(400円)より高くなってしまったが、こればかりは仕様がない。
 4号車からホームに降りて1号車から再乗車して、12時57分に鶴岡を出発した。思えば前回は2号車のコンパートメントに乗車しているため、これで海里の座席全制覇でもある。
 「笹川流れ」を通過していた時は曇天であったが、ここに来て晴れ間となって来た。先頭部分に行き、その様子を撮影。

@もう少し早く晴れてくれれば

 余目には13時09分に到着した。代行バスの出発時間は13時40分であるため、しばし駅前近くにあった物産館へ行って、地元の野菜(ニラやしいたけ)を買ったりして時間を潰した。
 駅へと戻り、代行バスへの乗車である。これのおかげで数百円の出費増となってしまったが、バスで最上川沿いを走れるというのも違う意味で興味深い。

@いきなりバス旅に

 アルコールの影響もあって所々で微睡みながら、時折最上川や陸羽西線を超えたりして走り続け、新庄には定刻から1分遅れの14時51分に到着した。意外に時間が掛かっているが(鉄道なら所要40分程度)、それは法定速度を守っているためである。特に市街地など、30キロや40キロ制限もあった。
 さて、後は15時17分の新幹線で大宮まで戻り、近郊列車を乗り継いで家に帰るだけである。

@最後は新幹線で

■2022.6.19
 前述した通り先週は上越地方を旅行したが、仕事でまた上越地方に行くことになった。予定は月曜出発で現場に直行あり、その気になれば日曜に前入りすることも可能である。そしてこの日曜日は、くびき野レールパークの数少ない開館日に奇跡的に該当していたため、訪問することにした。
 くびき野レールパークは、ほくほく線やJRどの駅からも微妙に遠く、バスの便も少ないためアクセスが難しいが、あれこれ調べてみると、東京からの高速バスが高速の頚城バス停に停まるため、そこで降りるのが近くて便利であることを発見した。ここぞとばかりに予約サイトに向かったが、残念ながらコロナで運休であった。
 ということで、新幹線で移動して、ほくほく線のくびき駅から歩くことにした。しかし、「トクだ値」で安い列車を探すと、結局6時36分東京発の列車になってしまった。在来線で向かうことも考えたが、それはそれでしんどいので、その新幹線に乗って「まつだい」で途中下車して観光をしてから頚城に向かうことにした。
 東京から越後湯沢まで上述の新幹線に乗り、ほくほく線の車両に乗り換えた。

@8日ぶりに乗ります

 8時20分に越後湯沢を出発し、しばらくはJRの路線上を走行。六日町から北越急行となり、十日町からはつい8日前に乗車したばかりの区間である。まつだいには、9時01分に到着した。
 ここで、2時間以上も時間がある。駅付近にある現代美術の展示品は以前にいくつか見たことがあるが、今日は時間があるため、山の中腹辺りまで歩いてあれこれと見て行った。

@たくさん写真を撮ったが、あえて特急の石碑を掲載

 いったん駅に戻り、併設されている道の駅で地場産のトウモロコシを使ったアイスや「あんぼ」という食べ物(大根の葉を餅で包んだもの)を買って早めの昼食として頂いたりして、再度現代美術を見に行った。駅へと戻り、11時22分発の列車で「くびき」に向かった。11時42分到着。
 この駅で降りるのは、初めてである。周囲に民家すら見当たらない駅もいくつかある北越急行にしては、ある程度の集落が近くにあるが、特筆すべきはその駅舎である。宇宙をモチーフにしているということで、特に背後から見ると特異である。

@駅に見えない

 恐らく30度を超えていそうな晴れ間の中50分以上歩き続け、12時40分頃にくびき野レールパークに到着した。受付で検温等を済ませる。建物内部には小さな転車台もあり、また当時の古い写真などが掲示されている。

@こんな感じ

 アクセスが不便な場所にあるが、敷地内は40人くらいの来訪者で賑わっていた(皆、自家用車で来ているのだろう)。
 なお私が到着したときは「撮影タイム」であったようで、線路内に入れるようであった。ここぞとばかりに線路内に入り、あれこれと撮影した。客車2両とそれらに挟まれた1両の貨物車があるが、これは後ほど試乗できる車両たちである。

@動きます

 撮影タイムが終わり、柵の外へと出た。これから始まるのは「車両の入れ替え」であり、まずは1番線に停車していたディーゼル機関車が車庫の外に出てきて、元々外にいたSLと貨物車などに連結され、そして1番線へと戻って行った。続いて、その機関車が客車や貨物車に連結され、2番線へと入線してきた。

@一連の作業中

 なお列車は1日に数回乗車できるが、料金は決まっておらず「寄付」である。100円を寄付の箱に投入して、事前に硬券の乗車券をもらっている。

@今日の乗車券

 13時過ぎから並び始め、13時10分頃に乗車した。子供たちには先頭車両が人気のようであったが、私は最後尾に乗車した。この車両の方が古いし(明治時代の車両)、窓がないし、それに後方を見渡せるためである。
 アナウンスがあり、13時15分に出発した。車庫を出て敷地の端まで移動し、そこでポイントが切り替わって後退していく。

@最後尾より

 現役時代は本線であったであろう引込線に入り、そこから再度出発して敷地の端まで戻り、そして車庫内の2番線へと戻って行った。時間にして15分弱程度であるが、このようにして動態保存しているのは素晴らしい。ここのレールパークは、開館しているのは年に数回しかないが、もし機会が合えば訪問する価値はあると思う。
 復路も適当なバスがないため、犀潟駅まで歩くことにしている。これまた55分くらい歩いて、やっとの思いで犀潟駅まで歩き通した。
 これで落穂拾いは終了で、今晩は谷浜駅近くにある宿で海鮮三昧の予定である。そして明日からはお仕事に。

@犀潟から乗車したのは「大地の芸術祭」カラー車両

 

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