【petit-tetu】ナローゲージを訪ねて
■はじめに
台湾からの復路について搭乗便を変更したため、名古屋で半日の暇ができた。どんな鐡ネタを拾うかについての選択肢は様々あるが、台湾でサトウキビ鉄道に乗ってきた延長線上で、ナローゲージ(四日市あすなろう鉄道)に乗ることにした。
@あすなろう四日市駅にて
■2016.12.25
桃園空港から飛び立ち、19時半頃に中部空港に到着した。名古屋駅近くの激安ホテル(税込2,400円)を押さえており、そこまでの移動は久々に「manaca」を使用して名鉄での移動である。
@愛知県自体が久々
桃園空港の中華航空ラウンジで食べ過ぎていたため、この日の晩は缶1本だけ呑んで就寝。
■2016.12.26
薄暗い中、6時31分の伊勢中川行に乗り、7時05分に近鉄四日市に到着した。四日市あすなろう鉄道の乗り場は、少しだけ離れた場所にある。
切符を買ってホームで待っていると、ほどなくして折り返し7時19分発となる西日野行がやってきた。近鉄車両からすると、おもちゃのような大きさである。
@元はこちらも近鉄でしたが
線路が狭いため車両も小さく、車内は通路を挟んで1列ずつである。意外に、と言っては失礼だが、かなり新しい車両である。
定刻に出発し、途中の日永で西日野支線へと分かれて行く。そのため、ホームは三角形になっている。
@このように
この支線の歴史についてはネット上で読んでいただければ明白であるが、そもそもは1駅のためだけにあったものではない。様々なことがあり、近鉄からの分離も含めて、現状のようになったのである。
西日野に到着したが、すぐに折り返すのも面白くなく、かといって周りに見るものもないので、日永まで歩いて戻ることにした。
@終着駅
日永に戻り、続いては内部へ行くこととなるが、これまた直行ではつまらないので、1つ手前の小古曽で降りてみた。
下車してから適当に歩き(適当に歩いた道がまさかの旧東海道で吃驚)、内部駅へ移動。後は四日市に戻るだけであるが、今度の車両は年季の入ったものであった。
@逆にこういう方が嬉しい
せっかくなら先頭に乗って(立って)前方の景色でも見ようかと思って車内に入ると、残念ながらそこは優先座席であった。
@無念
定刻に出発。駅に停まるごとに乗客は増え、立つ人も多くなっていった。旅行中の交通機関は空いている方がいいが、こういう鉄道は収支を考えると乗客は多い方が嬉しい(しかし、距離の割に運賃はかなり高いといえるが、それは仕方ないのであろう)。あすなろう四日市駅に戻り、これで目的は終了である。
さて、他のナローゲージとしては三岐鉄道北勢線があるが、こちらは乗車済みである。ということで、未乗車の近鉄湯の山線に乗ることにしている。
@普通サイズ
と言っても、何か目的があるわけではない。なんとなく訪問した場所であるが、温泉という名前からもう少し賑やかな場所を創造していたものの、実際はかなり寂しい場所であった。
小一時間ほど終点付近を散策してから、折り返しの列車で戻った。
@駅付近
さて、夕方の飛行機に乗るために、後は中部空港へ向かうだけであるが、時刻的に昼時である。四日市は「とんてき」なるものが有名ということでそれにしようと思ったが、どの店も定食で1,500円前後する。確かにボリュームはありそうだが、そこまで山ほど食べなくてもいい。そう思って駅近くにある有名店の前で悩んでいると、その2件くらい隣りの店で持ち帰り弁当650円という表示が目に入り、「お試しならこれでいいや」と即断した。
食べる場所がないが、駅のホームで頂くことにした。なるほど、タレに特徴があるようである。
@美味しく頂きました