【petit-tetu】リヨン近郊散歩

■はじめに
 またしてもフランス出張である。しかしいつものパリではない(今回はリヨンである)ので、少しだけ鐡ネタを紹介したい(去年も機会がありリヨン近郊でのプチ鐡を実施していたのだが、旅行記には仕上げていなかった)。今回の小ネタとしては、サンテティエンヌまでの小旅行と、リヨン市内の鐡ネタ紹介である。

@サンテティエンヌ駅にて

■2019.1.20
 本格的なネタに入る前に、リヨン関係の小ネタ紹介である。まずは、空港から市内に向かうローヌ・エクスプレスである。路面電車規格であるが、専用軌道の部分はなかなかの高速走行である(切符を事前にネット購入すると若干割安に)。

@空港到着時に撮影

 それ以外には、欧州各国にはありがちであるが、トラム(路面電車)である。地下鉄の一日券(6ユーロ)を買うと、これらトラムやケーブル、バスも乗り放題である。なおトラム車両のデザインは、蚕であるとのこと(リヨンはシルクでも有名)。

@レストランに移動する際に撮影

■2019.1.21
 今日は午前中に余裕があるため、サンテティエンヌまで往復することにしている。
 7時過ぎにパール・デュー駅近くのホテルを出て、駅の電光掲示板でホームを確認してからH番ホームへと向かった。これから乗るのは7時24分発のサンテティエンヌ行であるが、20分に別方面からの列車として入線してきた。通勤時間帯に入り始めているようで、大量の乗客が各車両から吐き出された。

@通勤電車でもある(2階建て車両の電車)

 定刻に出発。さてここから旅行記に…としたいところであるが、この時期のこの時間のフランスはまだ真っ暗である。「だったら出発を遅らせれば」と言われそうであるが、暇は午前中しかないため、苦渋の決断である(景色は復路のみで我慢)。
 灯火だけを見つつ、時差ボケもあってウトウトしているうちに、定刻より1分早い8時09分にサンテティエンヌに到着した。

@やっと薄明るくなってきた

 サンテティエンヌでは、特に目的もなく市内をぶらぶら歩いて、大聖堂などを見学した。鐡ネタは、もちろん「ありがち」なトラムである。

@欧州あるあるネタ

 滞在1時間15分ほどで、駅に戻ってきた。到着時は薄暗かったので気づかなかったが、駅の敷地の広いことときたら。引込線が15本くらいはありそうである。貨車もあり、そういう面での需要もあるのであろう。

@広い

 戻りのリヨン(パール・デュー)行は、C番線からの出発である(9時40分にパール・デューからの列車が到着するのでそれが折り返すのかと思っていたが、そうではなかった)。
 パール・デューからの長編成の電車がE番線に入線した後に、反対側からこれから乗る列車がC番線に入線してきたが、まさかの3両(しかもディーゼルカー)であった。

@少しピンボケ

 ということで、車内はほぼ満席となって定刻の9時50分に出発した。
 復路は、当然のように景色を見ることができた(残念な曇り空であったが)。山岳ではないのに意外とトンネルが多い、というのが感想である。

@天気は残念

 往路と同じく45分少し揺られ続け、定刻より1分遅れの10時37分にパール・デューに到着した。
 まだ少しだけ時間が残っているので、少しだけリヨン市内散策である。上記ですでに小ネタは紹介しているが、まだ紹介していないものといえば地下鉄であろう。路線によっては運転手なしの自動運転であるため、最前列から前方を見渡すことができる。

@このように

 さて、ここからは「おまけ」である。先ほど、一日券でケーブルにも乗れることを紹介したが、その写真がこれである(今回は時間がなかったが、昨年利用していた)。

@高台にある大聖堂へ行ける

 なお、昨年はヴィエンヌを訪問していた。その際の写真も1枚。

@おまけです(ヴィエンヌ駅構内にて)

 

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