インドネシア、ジャワ島一周の旅

 今回は、鐡旅以外の観光要素も加えてあります(前半部分)。

はじめに
 インドネシアへの鐡旅を考え始めたのは、今春であった。日本の航空会社でインドネシアへ直行する便はジャカルタとデンパサール(バリ島)があるが、どちらもあまり安くない。そこで、シンガポールまではJAL便で、そこから先は別の格安航空会社で移動することにした。
 格安だけあって、日時によって料金設定がまるで違う。希望する日のジャカルタ行きが高かったため、行きはジョグジャカルタ、帰りはジャカルタからという旅程になった。
 ジョグジャカルタには世界遺産のボロブドゥールがあるため、せっかくだからその程度は観光をしようかと思う。あとは鉄道であるが、最初はスラバヤからバニュワンギ(バリ島への玄関口)への路線乗車も考えたのであるが、行って戻ってで丸2日間必要であることを考慮して、今回は諦めることにした。それで普通に一周するだけにしたが、右回りか左回りかであれこれ悩み(詳細を書くと長くなるので省略するが)、結局は以下のような旅程を考えた。

 初日:成田空港→チャンギ空港  トランジットホテル泊
 2日目:チャンギ空港→アジスチプト空港  ボロブドゥール泊
 3日目:ジョグジャカルタ観光  ジョグジャカルタ泊
 4日目:(鐡旅)ジョグジャカルタ→ガンビル(ジャカルタ)  ジャカルタ泊
 5日目:(鐡旅)ガンビル→パサール・トゥリ(スラバヤ)  スラバヤ泊
 6日目:(鐡旅)グブン(スラバヤ)→バンドン  バンドン泊
 7日目:(鐡旅)バンドン→ガンビル  午後はボゴールへ往復。ジャカルタ泊
 8日目:ジャカルタ近郊観光。スカルノハッタ空港→チャンギ空港。夜行便で出発。
 9日目:早朝に成田空港着

 良い点は、旅程の最初に余裕を持たせることによって、未手配の切符を押さえやすくなるところである。逆に不安な点は、5日目と6日目の到着が夜になってしまうため、到着後の移動に不安があるところである。理想的には夕方に到着し、手配や交渉が面倒なタクシーは使わずにぷらぷらと歩いてホテルへ向かい、余裕をもって近所の店などを徘徊したいところであるが、移動距離が長くなるために到着時間が遅くなってしまうのは仕様がない。

 移動の概略は、以下の通りとなる。

 青色:北線   赤色:南線   緑色:バンドン線
 炭色:その他の代表的な路線(詳細すべては把握しきれず)

 様々な支線やローカル線にも惹かれるところであるが、日程や治安の問題から、幹線を中心に一周するだけである。
 まずは、ジョグジャカルタから南線と北線(チルボン経由)でジャカルタへ。続いて、ひたすら北線のみでジャカルタからスラバヤへ。そして、南線とバンドン線でスラバヤからバンドンへ。最後はバンドンからジャカルタである。

 鉄道の切符が無事手配できるかどうかは不明であるが、現地で宿泊先を探すのも面倒であるため、一か八かでホテルの予約・決済をしてしまった(インターネットで予約ができる範囲で、安めのところ)。バンドンは駅から歩けそうなホテルを予約できたが、スラバヤは2キロほどあるためタクシーを手配しなければならない。あとは野となれ山となれ、である。


 その1  初日〜3日目
 その2  4日目:ジョグジャカルタ→ガンビル(ジャカルタ)
 その3  5日目:ガンビル→パサール・トゥリ(スラバヤ)
 その4  6日目:グブン(スラバヤ)→バンドン
 その5  7日目:バンドン→ガンビル
 その6  8日目〜帰国

 

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