■2016.1.1
 気付けば新年である(ネット上のニュースでしか目にしないため、まったく実感がない)。
 今日は、アレクサンドリアまでの往復鐡旅である。手配してもらった切符を手にして7時過ぎには宿を出て、ラムセス駅へと歩いて向かった。
 初日に下見しているため、辿り着くのは簡単である。

@駅構内

 構内に大きな売店もなく、切符売り場もどこかわかりにくため、自力で切符を買うのは難しいかもしれない。ただし前述した通りネット上でも予約決済が可能であるため、事前にそこで購入しておくのが良いであろう。
 電光掲示板には行先等が表示されているが、アラビア数字なので面食らってしまう。しかし、この表示も数分おきに英語に変わるので安心である。
 ちなみに私が乗るのは、上から4段目の列車である。数字さえ覚えれば「905」番列車が「8時00分」に「4番」ホームから出るということがわかる(「アレクサンドリア」は読めないが)。

@解読に時間を要す

 さすがに早く駅に来すぎたため、まだ列車は入線していなかった。ホームの端まで行ってみると、7時半頃になってアレクサンドリア行が入線してきた。
 それにしても、頭端式(櫛形)ホームであるにも係わらず、機関車が先頭で入ってきている。当然、この機関車は最後尾になってしまって使用できない(切り離される)わけであるから、非効率この上ない運用である(日本の場合、機関車が最後尾になって入線し、そのまま出発する形を取るのが普通である)。

@近づいてきた(線路上に人が多いのは気のせいではありません)

 編成は、前から電源車1両、2等車5両、2等車(一部カフェ)1両、1等車3両であり、号車番号は後ろの1等車から順に1〜9番まで付いていた。
 1等の座席は横3列である、ちょっと昔の飛行機のビジネスクラスくらいの広さはある座席である。
 席に座っていると、おばさんが勝手に私のひざ上にティッシュを置いて行った。もちろんこれは無料ではなく、「買え」という意味である。不要な場合は、そのおばさんが戻ってきた際にその品物を返せばよい(同様に、ガムなどをばら撒いて販売している子どももいた)。

@こういう座席

 定刻の6分まえに、ガクンという衝撃あった(前方に機関車が連結された模様)。8時02分、定刻から2分遅れで出発した。
 しばらくすると、車内販売(ワゴン)が回ってきた。しかし、どうせ値段がわからないし、水とチョコは持って来ているので、スルーした(値札のないエジプトでは、どうにも購買意欲が沸かない)。
 外の景色は、エジプトらしくない緑が多い農村風景である。「ナイルの賜物」という言葉が、まさに相応しい風景である。

@水があればこそ

 連日の疲れもあって少しウトウトしたり、目を覚ましては景色を眺めたりしているうちに、10時27分に大きな駅に到着して皆が席を立ち上がった。時刻表によればアレクサンドリア10時30分着であるはずだから「早着とは珍しい」と思ってホームに出てみて先頭車両の方に行ってみたが、どうにもおかしい。つまり、終着駅なのにホームが「頭端式」でないし、しかも決定的なことに、ちらほらと車内に残っている乗客がいる。更には、ホーム上の電光掲示がちょうど英語になり、そこには「from Cairo to Alexandria」とあるではないか。
 慌てて自身がいた車両に戻ったが、もうドアは鍵が締められている。数両隣りの車両が開いていたのを思い出し、そこへダッシュして駆け込み、なんとか「謎の駅」で降りてしまうアクシデントは避けられた。

@謎の駅(調べたら「スィーディー・ガベル」駅)で撮った1枚

 同駅を10時34分に出発。掃除のおじさんが空いた車内の座席を反対向きにしているので、終着は近いことが伺える。その通りに、10時44分にアレクサンドリアに到着した。
 外に出ると、冷たい雨である。10度そこそこの気温にさらい強い風も加わり、とてもアフリカとは思えないくらいで凍えそうである。慌てて、駅舎内に戻った。
 さて、まずはアブーイールへのローカル線体験である。駅舎内の窓口近辺はすべてアラビア語で何もわからないが、適当な窓口で固有名詞だけで尋ね、その窓口氏から「あっちだ」と言われた窓口で切符を買った。ちょっと硬券のような紙の切符であり、懐かしい感じがするものであった。

@たったの1エジプトポンドです

 1番線へ行き、すでに入線している列車へと向かった。6両編成で黄色と灰色で塗られた車体であるが、恐ろしくボロボロである。ドアも当然のように開きっぱなしであるし(そもそも開いた状態で固まっており、開閉できない)、発車ベルもないのでいつ出発するかも不明である(なお、出発後でもドアが開いているので、列車自体がすでに出発してホームの中ほどまで進んでいるのに、猛ダッシュで追い付いてそれに飛び乗るという過激な「駆け込み乗車」がエジプトでは散見されるのである)。

@アブーイール行(後ろ側)

 11時01分に動き出したが、なぜかすぐ止まり、その2分後にはバックして元の位置に戻った。結局、11時12分に出発した。
 ものの数分で、私が間違えて降りそうになった「あの駅」に到着。そこから左に分岐して進み、ローカル色はさらに色濃くなっていった。
 ドアが全開なのでそこから撮影すればきれいな写真が撮れるのだが、それ相応に危険でもある。結局、往路はロングシートに座っていたので撮影はあまりできなかった。
 12時01分、アブーイールに到着した。駅自体は小さいが、ホームは列車が6編成も停まることができるほどの大きさである。

@駅舎はミニサイズ

 アブーイール自体は観光都市ではないため、特に見るものはない。しかし、ここまで来たからにはせめて地中海くらいは見ておきたいものである。
 そう思って10分ほど歩いて海に辿り着いたのだが、真冬の日本海の荒波の如く大荒れであり、横殴りの砂風が痛く、そして気温も低いため凍えそうになってしまった。

@アフリカでも寒い場所は寒い

 いそいそと駅まで退散。駅には2編成が停まっているが、どちらが先に出発するかはまったくもって不明である。地元の人の動向に注目し、ちらほらと人が乗りつつある方に乗り込んだ。
 なお、この列車は「プッシュ・プル方式」であり、アブーイール行は先頭車が機関車であるが、アレクサンドリアに向かう際には反対側にある運転席で最後方にいる機関車を運転することになる。

@今度はこちらが後ろに

 12時37分、アレクサンドリア行が出発した。復路では、少し寒い(そしてかなり危険)であるが、ドアの横に立って撮影しながら景色を見ようと思う。
 それにしても、ゴミだらけの沿線風景である。それは何もこの路線だけのことではなく、エジプト国内各地にも言えることではあるが。
 車掌が来たので、切符を買った。車内で買うと1.25エジプトポンドである(アブーイール駅に窓口がなかったので、仕様がない)。
 どこぞの駅で、ホーム上でうずくまっている青年とそれを取り囲んでいる野次馬がいた。動いている列車に飛び乗ったり飛び降りたりする人が多いので(さらに、ふざけている若者も多いので)、何かしら事故を起こしてしまったのだろう。若干足は動いていたが、流血からするとかなり深刻なようであった。

@廃線と思しき支線も多い

 所々で市場をかすめたりして、なかなか面白い沿線風景である。寒風に吹かれ続けたが、アレクサンドリアが近づいてやっと太陽が見え始めた。駅に近づいてからしばし入線待ちで待機し、それからゆっくりとホームへと入っていった。

@走行中です(良い子は真似しないように)

 カイロに戻る列車の出発まで約2時間あるため、その分だけアレクサンドリア散策である(幸い、太陽も出てきたので散策日和である)。
 まずは海に向かって歩いていった。ほどなくしたところで、マクドナルドを発見。エジプト限定の「マックアラビーア」を食べようと思っていたがまだ実現していなかったので、昼時からは遅れてしまったがここでそれを実践しておくことにした。

@なかなか美味でした

 さて、アレクサンドリアと言えばもう一つの鐡ネタがあり、それはトラムである。マックを食べ終えてから少し海側へ歩いていくと、カイロとは違ってこちらのトラムはまだ廃線されずに残っていた。少し乗ってみたい気もするが、時間も限られているため見るだけ(写真を撮るだけ)に。

@残っていれば満足(パンタグラフがすごい変)

 その後は市内を適当に散策し(海辺に行ったが、やはり大荒れ)、それから駅へと戻った。15時30分のカイロ行はすでに入線している。
 復路も1人席であるが、幸いにも往路とは反対側の窓側であった(車両によって、配置が違うようである)。ネットで決済して打ち出してきた切符であったが、車掌に見せたらそれで大丈夫であった(つまり、窓口で何かに変えたりする必要はない)。

@紹介し忘れていましたが、アレクサンドリア駅は中世風の建物

 定刻ぴったりに同駅を出発、すぐに「あの駅」に到着した(こちらの方がアレクサンドリアより圧倒的に乗客が多い)。車内には新聞の売り子が一所懸命に乗客の荷物を網棚に上げたりしている(もちろん親切心ではなく、チップのため)。身なりの良さそうな夫婦は、仕方ないのでその人から新聞を買ってあげていた(しかしその後はスマホを見てばかりで、その新聞は読んでいなかったが)。
 同駅を出発してから、検札があった(車掌3人体制の大所帯である)。私の印刷されたチケットを見て、偉そうなおじさんはサインをしていった。

@こうなる

 ちなみに往路はノンストップ(註:あの駅以外)の「Special」で復路はいくつかの駅に停車する「Express」であり、某英語サイトによると前者がスペイン製の車両で後者はフランス製ということであったが、結局どちらも同じ車両(おそらくフランス製)であった。
 いくつかの駅に停まり、途中で日が暮れて19時06分に定刻より36分の遅れでラムセスに到着した。

■2016.1.2
 本日はスエズへ往復する予定である。朝8時過ぎに安宿を出て、地下鉄でアイン・シャムス駅へと移動する。ラムセス付近では地上を走り、トラムの路盤と並走するが、あちらはやはり廃線となっているようであった。
 なお、ほとんどの地下鉄車両はボロボロであるが、たまに新しい車両があり、今日はそれに当たった。この車両は空調もあり、出入口には現在地を示す電光表示もあり、また英語の放送もあるので安心である。
 しかし途中の駅で何やらアナウンスがあり、乗客が向かいのホームに停まっていた車両に移り始めた。どうやら、急に打ち切りとなったようである。

@ボロ車両(右側)に移動

 ほどなくして、アイン・シャムスに到着。国鉄駅の場所は知らないが、Googleマップによると右下にあったような気がしたのでそちらに行ってみると、市場を過ぎたゴミ捨て場のようなところが駅であった。パッと見は廃駅のように見えてしまうが、1台の気動車がウンウン唸っていたので、ここで間違いないようである。

@ゴミ多し

 ラムセス側(西側)の方を見てみると、そこはゲートが完全に閉じられて廃線となっていた。
 エジプト人のおっさんが簡単な英語でどこへ行くのか尋ねてきたので、これ(鉄道)でスエズと答えると、かなり驚いていた。観光客が乗るような代物ではないのであろう。
 車両がないので不安であったが、9時05分になって4両編成のボロ車両が入線してきた。乗客も乗っているが、折り返しこれがスエズ行になると思われる。

@どこもゴミ多し

 乗客が降り、空になった車両に乗り込もうとしたが、駅員らしき人が「ダメだ」という素振りで話しかけてくる。英語が皆無だったので意味が分からなかったが、しばらくして違う人(少しだけ英単語ができる)が来て「スエズは違うホーム」と言う。そしてなぜか、「5時」と言うではないか。手持ちの時刻表を見せると、6時30分発と16時15分発は走るものの、9時20分発と13時10分発を指して「フィニッシュ」と言う(おそらく適当な英単語を彼が知らなかったためであり、実際は「運休」ということと思われる)。
 いずれにせよ、走らないのでは乗ることができない。やって来た車両は、回送となって元来た路盤に消えていった。

@ボロ車両

 時刻はまだ10時前である。とりあえず、明日にする予定であった「地下鉄乗り潰し」を今日中にすることにした。
 地下鉄といっても、都心の一部以外はほとんど高架上を走るため、あまり地下鉄という感じはしない。とりあえずアイン・シャムスからエル・マルグまで行き、そこから折り返してヘルワーンまで南下していった。地下鉄と言えども、朽ちた貨物車両があったりしたので、以前はそういう利用のされ方もしていたのかもしれない。

@貨物の成れの果て

 いったん宿に戻り、その後はオールドカイロを観光したりして、スーパーで買い物をして終了。

■2016.1.3
 エジプト鐡旅の最終日であり、スエズリベンジを果たせるかどうかという日である。昨日のうちに宿のエジプト人スタッフと相談し、「とりあえず6時30分発に乗れるかどうかアイン・シャムス駅に行く。乗れた場合でも、復路のスエズ発10時10分がない場合も考えらえるため、その際はマイクロバスで帰ってくる」という計画にしている。
 5時30分に宿から最寄の地下鉄駅に向かったが、回送列車などが通り過ぎ、客が乗れる列車が来たのは5時55分であった。アイン・シャムス駅到着は6時20分。初めてならここで困ってしまうが、昨日のうちに下見をしているので目的地はわかっている。
 ボロ列車は、すでに入線していた。機関車の近くで作業していた人に「スエズ?」と聞くと、そうだと頷く。今日は無事に乗れそうである。

@まだ薄暗い

 6時34分、口笛の音を合図に列車は出発した。しばらくは超低速で市街地の中を走り、次第にスラム街のようなゴミばかりの景色の中に入っていった。

@街中の風景(この後、スラムに)

 スラム街を過ぎると、低床のホームのようなものがあり乗客が2人ほど乗ってきた。しかし列車は止まらず時速数キロまで減速しただけであり、乗客たちはそれに飛び乗るという荒業である。
 6時55分には、またしても同様の「駅らしくない駅」に停まり、乗客が飛び降りて行った。右手には塀が続いており、どうやら空港のようである。
 しばらくすると、右手から朝日が昇ってきた。ここ数日は曇り+雨模様で寒かったが、最終日は晴れに恵まれそうである。

@快晴

 車掌が来たので、10エジプトポンド札を渡した(英語のサイトで7エジプトポンドという記載を読んでいたので)。すると車掌が、何やらあれこれ言ってくる。値上がりしたのかと思ったが、どうやらそうでもないようで、5エジプトポンド札を返してきた。
 しばらくして、車掌がさらに2.5エジプトポンド硬貨を渡してきた。要するに「もっと細かいのはないか」ということだったのである。それにしても、スエズまで100キロ以上くらいを移動してたったの40円以下とは、驚きの値段設定である。

@立派な駅もある(乗降客はなし)

 そのうちに、景色は砂漠一色となっていった。
 7時半頃に、軍人たちの一団が乗り込んできた(そもそも、乗客の半数以上が軍人である)。するとそのうちの若造が1人、珍しい外国人を見付けたのが嬉しいのか、目の前に居座ってやたらと話しかけてきた。どうやら英語ができるということを仲間に自負したいようであるが、残念ながら彼の話す95%はアラビア語であり理解不能であった(周りの雰囲気からすると、「お前の英語通じてないぞ」みたいな感じでからかわれていた)。結局、英語が少しわかる上官が間に入って通訳をしてくれた。
 やたらと名前や個人情報を聞かれ、それにあれこれ答えたりメモに漢字を書いてあげたりする。こちらとしては景色を眺めたいのであるが、なかなか開放してくれない。上官が「お前らそろそろいいだろ」という雰囲気で連れて行こうとしても、ずっと目の前に居続けて彼らのスマホで一緒に写真を撮られたりした。
 しかし、彼らに拘束されたおかげで、「この駅はルベキ駅」「ここはワディスィル駅」という情報も知ることができた(教えてくれたのは、結局上官であるが)。
 食事もあれこれ強引に勧めてくるが、さすがにこれは体よく断った(衛生的にも少し…)。

@彼らの軽食

 窓を開けて外を見ていたのであるが、砂がすごい勢いで舞い込んでくるため、あっという間に体中が砂だらけになってしまう。結局、上官に勧められて窓は閉めた(撮影時のみ開けることに)。
 なお、辺り一面は砂漠だらけであり、時折現れる建物は軍用施設である。上官曰く「そこは撮っちゃダメ」ということで、写真撮影には多少の心得が必要のようである。さすがに戦車の写真はまずいだろうが、パッと見は普通の建物でも、何か重要なものである可能性もあるだろう。

@なので列車の影を写してみる

 8時32分、ずっと付きまとっていた軍人一団が、やっと下車した。上官が言うには、この近くの施設で働いているということである(結局、若造からの有益な情報はかなり少なかったが、まぁ良い思い出としておこう)。
 彼らが去ってからは私がいた最後尾の軍人は数人になってしまったが、何かを言われても困らないように、撮影は最小限にしておいた。

@これは撮っちゃダメだったかもしれない(軍施設へ向かう支線)

 撮影をするには窓を開けっぱなしにした方がいいが、先ほど述べたように砂が大量に舞い込むし、それに何より寒いのである。砂漠は気温差が激しいので、空気が温まるまでにもう少し時間がかかるようである。

@ひたすら砂漠が続く

 列車の速度が遅くなり、9時14分にスエズに到着した。列車が4〜5本は停まれるくらいの駅であるが、市街地からは離れているため目の前には大きな道路と店舗がちらほらある程度である。

@スエズ駅舎

 さて、目的を達成したのであとはカイロに戻るだけである。駅員にプリントアウトしてきた時刻表を見せると、やはり10時10分の列車は走らず、次の出発は13時10分であるという。
 駅前に出て人の良さそうなおじさん(ミニバンの運転手)に「カイロ?」と聞くと、幸い彼は簡単な英語ができたので、他のミニバン(路線バス)を止めて私をバスターミナルまで連れて行ってくれるように頼んでくれた(料金は最初は2エジプトポンドだったが、ドライバーがおじさんに何かを言い、結局5エジプトポンドとなった)。
 バスターミナルに付き、「カイロ? ラムセス?」と聞き、指をさされたミニバンへ。カイロまでの料金は17エジプトポンドであり、250円と思えばかなり安いが、鉄道の2.5ポンドと比較すると基準がよくわからなくなる。
 ボロボロのミニバンは、時速140キロくらいで怖いくらいに砂漠の中を疾走していった。

@ミニバンで移動中も、鐡ネタを拾う

 これにて、9日に及ぶエジプト鐡旅が終了となる。エジプトは良い観光地がたくさんあるが、再訪するかと言われると答えに窮してしまう(たぶんないだろう)。観光ソフトの面を改善し、客をぼったくろうとか騙そうとかいう人間が少なくならない限り、魅力的な観光地としては成立しにくいと思える。今回の旅行おかげで、私のインドへの足はまた遠のいてしまった気がする(きっとエジプト以上に大変な気がする)。
*以上は、あくまでも私の個人的考えです。
 なお、イスラム教国ということでアルコールの入手は半ば諦めていたが、アスワンでの一晩以外は飲み続けられたのは意外な収穫であった。

@ピラミッドくらいの写真は、最後に普通に載せておきましょう

 

■ 鐡旅のメニューへ戻る

 「仮営業中」の表紙へ戻る

inserted by FC2 system