【petit-tetu】道東の旅
(「プチ鐡」では、写真を中心に簡易報告的に著します)

2010.8.28 廃線跡を辿る
 JAL便でとかち帯広空港に到着し、レンタカーを借りる。買い手も付かずに廃墟となっている「グリュック王国」の入口をわざわざ見に行ってから、旧幸福駅へと向かう。

@旧幸福駅(訪問は3度目くらい)

 続いては「ジンギスカン白樺」へ。これまで巡り合わせが悪くて行くことができなかったが、初めて食すことができた。

@肉は柔らかくて美味

 レンタカーを飛ばし、大乃国の故郷の芽室町内で今晩用のワインを買い、道の駅を転々と寄り、鹿追チーズ工房でソフトクリームを買い、然別湖を眺め、糠平駅跡へと向かう。旧駅舎を利用した資料館は観たことがあったが、今回はトロッコ鉄道なるものが催されていた。せっかくなので乗車しておく。一乗車で700円(ガイド付)。
 
@手作り風トロッコ(漕がせてもらうこともできる)
○○         ○@終点はトンネル

 トロッコ終了後、士幌線廃線跡を辿る。残念ながら、タウシュベツ橋梁は水没中であった。
 
@タウシュベツ展望台付近の廃線跡
○○○○○○         ○○@整備された幌加駅跡


@コンクリート橋梁は国道から見ることができる

 今晩はホロカ温泉に泊まる予定であるが、少し行き過ぎて十勝三股(終着駅)まで行ってみる。10年ほど前にツーリングで訪れた際には、国鉄晩年時代に使用されていた代替バスの車庫がまだあったが、それらはすべてなくなって簡易なバス停のみになっていた。

@十勝三股のバス停

 適当に散策してから、温泉へと向かう。

@今晩はホロカ温泉旅館で一泊

2010.8.29 運転体験などをする
 翌日、足寄方面へと向かう。士幌線廃線跡は所々で国道から眺めることができる(説明版も設置されている)。

@草生していた橋梁

 足寄を経由して、「ふるさと銀河線」廃線跡に沿って走る。駅跡もいくつかは残ったままである。
 
@愛冠駅ホーム○○○○○○○○○○○○○○○         ○ @上利別駅舎

 陸別駅跡(現在は道の駅)に到着。ここで、事前に申し込んでいた「運転体験」をやらせてもらう。簡易版(2000円のSコース)であったが、かなり本格的であった。それもそのはず、本物の列車を実際に運転するのだから、ゲームとは訳が違う。しかし、運転台の各所に番号が振られてあったりして、初心者でも簡単にできるような工夫はされていた。
 最初はおじさん(元運転手)が丁寧に説明してくれ、1〜2往復は手元を一緒に握って操作してくれるのだが、それ以降は「じゃ、自由にやって」と言われ、完全に任されてしまう。かなり緊張する。
 15分間ということだったが、何回も敷地内を往復して、みっちり30分間運転させてくれた。ブレーキの感覚が難しく、なかなか指定の場所で停まることができなかった。

@今回運転させてもらった車両

 運転体験後は、足を延ばして観光旅行的にオンネトー(と湯の滝)を散策。それから足寄へ戻り道の駅(旧駅跡)に寄り、また国道を快走し、本別にある有名な洋菓子店でいくつか購い、それを本別の道の駅(こちらも旧駅跡)で食べる。

@道の駅の前には、旧駅舎がある

 それからはまた観光ルートに戻り、池田のワイン城と帯広競馬場で時間を潰し、空港へと向かった。

 

■ 鐡旅のメニューへ戻る

 「仮営業中」の表紙へ戻る

inserted by FC2 system